昆布の栄養

昆布の栄養と働き

昆布の栄養ビタミンミネラルが豊富であるというだけではなく、食物繊維を多く含んでいるという特徴があります。栄養学的に食物繊維とは、胃や腸で消化されない食物中の成分をいいます。昆布に含まれているアルギン酸もその一つで、ヌルヌルしているのが特徴です。また、昆布にはアルコール分解を助けるビタミンB1ナイアシンなどのビタミンB1などのやアルコールの利尿作用によって失われているカリウムマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。加えて昆布のぬめり成分で水溶性食物繊維に分類される多糖類のフコイダンも、アルコールの分解過程で発生する“アセトアルデヒド”の生成を抑制する働きがあることが報告されています。このため昆布は、二日酔いの予防・軽減両方の効果が期待されています。ガゴメ昆布に含まれているフコイダン(F-フコイダン)をつかった実験では、肝細胞増殖因子の産生を促す作用があることも報告されています。肝細胞増殖因子は肝細胞に対する強い増殖促進作用を持つタンパク質の一種で、肝臓細胞の再生をはじめ内蔵・血管・皮膚など様々な細胞の再生因子と考えられています。この働きから昆布などの海藻類は二日酔い対策としただけではなく、肝機能向上・傷ついてしまった肝臓細胞の修復などにも役立つと考えられています。

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昆布は栄養満点な健康的な食品

昆布は、ビタミンやミネラルなど豊富な栄養が含まれており、他の食品にはあまり含まれていないアルギン酸やフコイダンも豊富に含まれています。昆布には代謝を助けるビタミンB群やマグネシウムなどのミネラルも含まれています。これらの栄養成分が代謝を高めて疲労物質の分解(代謝)を促進してくれますし、食物繊維を多く含む昆布を食べ続けることで小腸大腸・すい臓の細胞が増え、タンパク質・糖質分解酵素の働きを高める働きも期待されています。昆布に含まれるミネラルには、カルシウム、鉄、マグネシウム、カリウムなどのミネラルがあり、ミネラルバランス・吸収率が高いことも特徴とされています。ミネラルの一つであるヨウ素は甲状腺ホルモンの原料となり、三大栄養素(炭水化物たんぱく質脂質)の代謝を高める働きがあります。健康な骨や歯の生成に関わるカルシウムも多く含まれていますから、育ち盛りのお子さんや骨粗鬆症が気になる高齢者の方にも適した食材と考えられます。マグネシムと合わせてイライラ緩和や精神安定にも役立つと言われています。 アルギン酸やフコイダンは、ぬめり成分で水溶性食物繊維で、体調を整えるのに期待できる成分の1つです。昆布などのネバネバ成分で水溶性食物繊維の1つでもある「フコイダン」には胃腸の保護作用が認められています。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の要因の一つにピロリ菌の存在が挙げられますが、ピロリ菌は胃の硫酸基に付着することで胃壁を傷つけます。フコイダンは厳密には硫酸多糖の一種であるため胃の硫酸基の代わりとなり、ピロリ菌を吸着して体外へと排出する働きがあります。

昆布は栄養豊富

カルシウムが豊富

昆布はカルシウムが豊富です。カルシウムは歯や骨の形成を助ける働きがあり、からだの機能の維持や調整に欠かせないミネラルの1つです。しかし、わたしたちの食生活の中で、不足しがちな栄養素でもあります。特に成長期にある児童生徒をはじめ、骨がもろくなる高齢者や働きざかりの大人まで、すべての人の健康を支える上で、カルシウムは大事な栄養素です。昆布(乾物)には、牛乳の約7倍ものカルシウムが含まれています。。

カルシウムが豊富 - 昆布と栄養

食物繊維が豊富 便通改善など体調を整える

昆布は5大栄養素ではないが食物繊維を多く含まれ排せつをスムーズにする働きがあります。昆布にふくまれる食物繊維のアルギン酸は大腸のはたらきを活発にして便通をよくします。食物繊維は、水に溶けない性質をもつ「不溶性食物繊維」と水に溶ける性質をもつ「水溶性食物繊維」とに分けられています。海藻の食物繊維である水溶性食物繊維は、植物の細胞内にある貯蔵物質や分泌物で、水に溶け、食品の水分をゲル化する性質を持っています。昆布をはじめとした海藻には、水溶性食物繊維であるアルギン酸とフコイダンがたっぷり含まれています。実際、昆布にはごぼうの約5.0倍、さつまいもの約8.0倍もの食物繊維が含まれており、手軽に摂取することができます。これらの働きによって、コレステロールだけでなく腸内の有害物質が体外に出され、大腸がんなど、腸の病気の予防にも役立ちます。昆布は食物繊維が多いだけではなく、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスが理想(不溶性2:水溶性1)に近い食材と考えられます。豊富かつバランスの良い食物繊維は便の内容量を増加させ蠕動運動を促進させる、便の水分量を調整するなどして便通を整えてくれます。また、水溶性食物繊維は腸内善玉菌のエサとなり、善玉菌の活性化・増加をサポートしてくれる働きがありますから、便秘改善だけではなく腸内フローラのバランスを整える働きも期待できます。
食物繊維が豊富 - 昆布と栄養

カリウムが多く含まれており高血圧の予防が期待

カリウム高血圧脳卒中を予防する効果が期待されています。食塩は、とり過ぎると高血圧などの原因になります。昆布に含まれているカリウムには、食塩のナトリウムを体外に追い出すはたらきがあります。また、血圧を下げるはたらきがあるアミノ酸(ラミニン)もふくまれていて、高血圧に効果のあることが知られています。例えば、塩分に関係するミネラル、ナトリウムとカリウムの比率を見ていましょう。昆布の場合ナトリウム:カリウム≒1:2.2くらいですが、わかめの場合ナトリウム:カリウム≒1.3:1くらいと含有比率が異なります。
カリウムが豊富 - 昆布と栄養

ヨウ素(ヨード)の含有量は食品中でトップレベル

人体の気管支の上のところにある甲状腺から、成長、物質代謝を促すチロキシンというホルモンが分泌されます。ヨウ素は甲状腺ホルモンのチロキシンとトリヨードチロニンをつくる材料になっており、交換神経を刺激することでタンパク質や脂質糖質の代謝を促す働きを持っています。ヨウ素は基礎代謝を高め、特に子どもにとっては、体や知能の発育を促進させる働きがあります。そのヨウ素含有量が圧倒的に高いのが昆布なのです。このホルモンの原料はヨードで、ヨード不足になると甲状腺障害が起きます。昆布には特にこのヨードが多く、1日2cm角1枚を食べると必要なヨードを取ることができます。
ヨウ素が豊富 - 昆布と栄養

美容にも良い効果が期待

美容効果に期待できる栄養素が豊富です。昆布は、ビタミンや鉄分、カルシウムなどミネラル類が豊富で、食物繊維もたっぷり。しかも、ノンカロリーなので、美容やダイエットにピッタリの栄養食品といえます。昆布の中に含まれるヨウ素は、甲状腺や副腎に働きかけて肌をきれいにしたり、ビタミンB2には肌を美しく保つ働きがあります。また、ヨードは、甲状腺から分泌されるホルモンの主な原料で、ホルモンに作用し、細胞の新陳代謝をスムーズにし、肌を美しくする働きがあります。鉄分は、貧血を改善し顔色をよくしてくれます。栄養学的な根拠は定かではないものの、昆布が白髪の予防になるというのは昔から伝えられています。昆布に含まれるミネラル分には新陳代謝を高める働きがあります。 美容にも期待 - 昆布と栄養

その他、昆布には体に良い成分がいっぱい

昆布やワカメ等海藻類に多く含まれるフコイダンという糖には、コレステロール低下作用、抗腫瘍作用があると以前から言われていました。そしてその抗腫瘍作用に注目した最新の研究成果によると、「U-フコイダン」がヒト急性前骨髄球性白血病細胞や、ヒト胃ガン細胞、結腸線ガン細胞など活発に増殖している細胞において、細胞の自殺を引き起こす現象が確認されました。(昆布やワカメなど渇草類に含まれる「U-フコイダン」に、ガン細胞のアポトーシス(細胞の自殺)を引き起こす作用があることが第55回日本癌学会(1996年10月)で報告されています。)もし「U-フコイダン」が、増殖抑制が利かなくなったガン細胞のみを消滅させることができれば、副作用のない夢のガン治療法の実現が期待されます。昆布の中のビタミンB1は疲労回復。の働きがあります。普段から疲れやすく、その疲れから髪やツメがパサパサしやすいという人は、栄養満点の昆布を積極的に食べるよう心がけてください。

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