煮干しの製造方法

煮干しの製造方法

煮干しと聞くと『いりこだし』と言われる方が多いかとおもいます。『いりこ』の事を『カタクチイワシの煮干』と思われている方が多いみたいですが、実は『いりこ』とは、西日本で使われております方言なんです。 『いりこ』の語源は、『煎り煮干』から来ているようです。また、西日本各地でも地域によっ て、たつこ・むし・蒸し田作り・じゃこ・いりじゃこ・いんなご・いわ しかつお・煮だし・だしご・すべいわし・だいざこ、など地域によ って呼び方は様々です。煮干しの種類もかなり多く、主にカタクチイワシ・ アジ・トビウオ・カマス・タチ・エソなどがあり、生産地も全国で 作られており長崎、千葉、広島、山口、香川、愛媛などが主要生産 地になています。学んでみると奥深い煮干しの世界を紹介してみます。

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煮干しの製造(作り方)について

煮干しは、非常にシンプルな製造工程で作られており、添加物など一切必要としない自然な食材です。煮干しは、その形状が乾燥しており魚のミイラみたいな状態なので、何年も使いかけの煮干しが食料庫にあったりしませんか?煮干しは、乾燥をしていますが、開封したら品質の劣化は進んでおります。それは、酸化です。ここでは、煮干しと酸化について説明をしてみたいと思います。

写真 煮干しの作り方の説明
 いりこ(煮干)製造は、まず原料の漁獲から始まります。原料は、主にカタクチイワシを原料とし、漁場は、瀬戸内海、日本周辺の近海です。いりこ(煮干)は、100%天然、100%国内自給の古くから日本人に信頼された伝統食材です。いりこ漁は、基本的に年中行われていますが、カタクチイワシの盛漁期、夏場(6月~9月)の水温が暖かくなってからが、一年で最も盛んな時期で、良質なカタクチイワシが取れます。いりこ(煮干)漁は、漁獲したカタクチイワシを、その日に加工してしまうため、朝5時、朝早くに出発します。
漁場は、漁師の長年の経験と最新の技術によ ってきめられています。漁場に着くと、休む 間もなく網を投げ込みます。漁獲法は、パッ チ網、まき網、すくい網漁法などが主に挙げ られます。漁獲法は、各地で様々な方法があ るようです。この時、この写真の引き上げが ポイントで、あまり多くすくい上げない事が 重要で、あまりすくい上げると底の魚が潰れ てしまい、腹の割れた見た目の悪いいりこ( 煮干)になってしまいます。
この写真がカタクチイワシの稚魚で美味しい いりこ( 煮干)の原料になります。 ここから、急いで港に戻ります。夏場の盛漁 期は、日差しが強く船内が熱くなるため稚魚 の鮮度を落とさないために、氷や水で冷やし ながら、とにかく急いで戻ります。 このポイントで、氷や水が足りないと、鮮度 が落ちるためいりこ(煮干)の首がもろくな ったり出来の悪いいりこ(煮干)になります。
港に着くと急いで工場に持ち込みます。港か ら工場までも氷や水で冷やします。 工場に持ち込まれると、一気に活気付きます。 直ちに水洗いされ、大急ぎでプラスチックの セイロに並べられます。並べ終わるとセイロ を段々に積み上げ、設置されたクレーンで海 水を満たした巨大な釜の中に侵けられます。 そのまま80℃~100℃の高温でじっくり煮上 げていきます。いりこ製造は、時間との勝負 です。この作業は、1日の中で日が最も高くな る時間に合わせて行われています。
いよいよ、いりこ(煮干)らしい姿になって きました。煮上がったばかりのいりこ(煮干) を今度は、工場の広場に広げて、乾かしてい きます。 セイロを一枚一枚丁寧に並べる。いりこ(煮 干)を生産地の工場では、夏の風物詩です。 太陽の恵みと、海の潮風を体いっぱいに受け、 いりこ(煮干)の体が段々ギラギラ光ってい きます。辺りは、磯のいい香りがしています。
太陽と潮風の恵みを受けていりこ(煮干)が出来上がりました。 この時点では、まだいりこ(煮干)の中に階層や網の糸などのごみが多く含まれているので、これを手作業で取り除いていきます。
いりこ(煮干)は年間で約く4~5万t程生産されます。その需要は、生産に見合った分だけであり、生産地は、ほとんどの全国都道府県で作っているようです。主要生産地は、長崎、山口、鳥取、京都、広島、愛媛、香川、千葉、茨城などがあります。

煮干しの鮮度について

煮干しの原料は、イワシなどの青魚で脂質の中でも不飽和脂肪酸を多く含みます。この不飽和脂肪酸は、健康に良いとも言われておりますが、非常に酸素との結びつきがよく酸化する事で、独特の魚臭さが起きたりもします。この酸化による臭みがだしなどにも出てしまい、せっかくの煮干しのだしが美味しくないと言われる原因にもなっています。良質な煮干しを購入する目安としては、小魚の背側が盛り上がりくの字に曲がっているものが鮮度のよい魚を加工したものである。逆に腹側が盛り上がるようなくの字になって腹が割れているものは、加工時の鮮度が悪かったもので、だしをとる際に生臭味が強くでやすいです。色合いは青みがかった銀白色が脂肪の酸化していない上質なもので、赤茶色になっているのは脂肪が酸化した粗悪な製品である。ただし、よほど酸化が進まないかぎり変色しないので、色で酸化の度合いを見極める事は専門家でも困難です。

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